macOS の音声出力はデフォルトのサンプリングレートが低い
いわゆるハイレゾ音源は 96kHz/24bit といったフォーマットで配信されていることが多いです。
macOS の iTunes.app はこういったハイレゾ音源も再生可能になっています。
しかし、OS で設定されている音声出力フォーマットを確認すると、デフォルトでは 44.1kHz/24bit や 44.1kHz/32bit に設定されているため、そのままだとダウンコンバートされたような形で音声出力されることになります。
この音声出力フォーマットの設定は、 Audio MIDI設定.app
でデバイスごとに確認・変更できます。(コマンドだと open -a 'Audio MIDI Setup'
)
USB 接続の DAC などを利用していると、MacBook本体の出力デバイスよりも多彩なフォーマットから選択可能ですが、これもデフォルトでは 44.1kHz/16bit などが選択されているため、ハイレゾ音源を再生する際には再設定したほうがよさそうです。
音源にあわせて適切な音声出力フォーマットを選択してくれると嬉しいのですが、iTunes ではそのような機能は提供されていないようで、都度手動で変更する必要があるようです。
なお、 Audirvana では、自動で適切な音声出力設定に変更してくれるようでした。
(私は iTunes のインタフェースが好きなので利用していないのですが)